子供が療育に通うことになったけど…選び方がわからない!

そんなママも少なくはないはず。
今日は、実際にお子さんを療育に通わせているママさんの経験談をお伝えします!
私のInstagramで、「療育の選び方は?」とアンケートをとったところ、約100名の方から回答をいただきました。
ご回答くださった皆様、ありがとうございました。
これから療育施設を探すママのお役にたてると幸いです。
もくじ
療育の選び方で悩むのはなぜ?
そもそも、なぜ療育の選び方でこんなに悩むのでしょう?
私の経験からの主観ですが、理由は以下が多いのではないでしょうか。
悩む理由
- そもそも、情報がなさすぎる
- 療育施設によって方針が全く違いすぎる
「療育に通うことにはなったけど…何が何だかよくわからない」
これですよね。私はこれでした笑
結局我が家は、相談員さんに勧められた療育園に通っていますが、ざっとあげるだけでも、以下の選択肢があるんですよね。
自治体で運営している療育施設か?民間の療育施設か?
障害がある子や、疑いがある子の支援は住んでいる場所、自治体によって全く違います。
自治体で運営している療育園、療育センターがあるところ。
民間であれば、リタリコやコペルのような大手の療育施設、病院や福祉施設で運営している療育施設など、様々な施設があります。
まずはここで、自分の住んでいる地域はどのような療育施設があるかリサーチする必要がありますね。
これは、役所や相談員さんに直説問い合わせるか、インターネットで調べると見つかりやすいかと思います。
母子通園か?母子分離か?
次に気になるのは、母子通園か母子分離か?という点。
これも療育施設によって全く違うのですが、親子一緒に登園して過ごす「母子通園」を採用している施設、一般的な幼稚園のように子供だけを預ける「母子分離」を採用している施設があります。
これは施設によって違うので、各施設に問い合わせる必要がありますよ!
母子通園
- 毎日親子で通園する園
- 週に数回や月に数回など、決まった日だけ親子で通園する園
メリット
- 母子分離が不安な子に合っている
- 実際に子供と一緒に通うことで、困りごとの相談がしやすく、療育の先生からのアドバイスを直に受けられる
デメリット
- ママが子供に付きっ切りになってしまう
- 幼稚園のような集団生活を学ばせたい場には向いていない
母子分離
一般的な幼稚園のように、子供だけお預かりをして通う施設
メリット
- 子供が集団生活を学ぶことができる
- ママの一人の時間を確保できる
デメリット
- 施設での様子を逐一知ることが難しい
- 母子通園に比べて、アドバイス等受けにくい場合もある
どちらを選ぶかは悩ましいところですが、お子さんの様子や療育施設までの距離、ママのキャパに合わせて選択している方が多いようです。
給食、送迎、運営時間、土日の運営はあるか?専門職はいるか?
- 一般的な幼稚園や保育園と同じように、給食かお弁当か?
- 専門職(心理士、作業療法士、言語聴覚士、理学療法士、保育士等)はいるか?
- 送迎はあるか?立地はどうか?
- 運営時間は何時から何時までか?
- 土日運営はあるか?
等、確認しておきたいところもたくさんあります。
このように多くの情報を集めて、その中から自分の子供に合いそうな療育施設を選ぶ必要があります。
もうこれだけで大変ですよね…
では、次の章で、実際にお子さんを通わせている先輩ママたちの声を聞いていきましょう!
療育の選び方で先輩ママが大切にしていること
療育の選び方は、地域やお子さんの様子でも大きく違いがでます。
「これが正解!」とは言い切れませんが、参考になる声をたくさんいただいたので、紹介していきますね。
療育の方針、対応や雰囲気!
療育施設の雰囲気で決めた!という方がとても多かったです。
先生や他のお子さんの様子、施設ごとの方針や考え方が全く違うので、その部分も大切な判断基準ですね。
専門職がいるかどうか!
ここでの専門職とは、心理士、作業療法士、言語聴覚士、理学療法士などの国家資格を持った先生のことを指しています。
せっかく見てもらうなら、発達のプロがいる園!という考えのママさんがとても多かったです。
保育園や幼稚園では受けられないサポートなので、専門職のいる療育施設が近くにあったらラッキーですね!
(人気でなかなか入れない、そもそも専門職がいない、という療育も多いようです)
送迎や給食があるか!
送迎についての声もとても多くあがりました!
場合によっては毎日通うこともありますし、ママのお仕事や、お子さんの兄弟の有無でも送迎問題ははなり大切!
実際に我が家も送迎ありの療育なので、とっても助かっています。
忘れがちなチェック項目!
忘れがちなチェックポイントとして、こんな声もあがりましたよ!
というより…実際に通ってからじゃないと知らない部分でもあるので、これから療育を探すという方には是非参考にしてもらいたいです。
特に私が気になったのは…
- 事業所評価表のチェック
- 卒業は何歳なのか
事業所評価表は、その療育に実際に通わせている保護者からの評価をまとめているもので、だいたいの療育施設のHPや、掲示板等に張り出されています。
かなりリアルな「口コミ」のようなものなので、気になる施設のものはチェックしておきましょう。
卒業については、一定に年齢になったら、強制的に卒業。という施設もあります。
実際に、事前にそれを知らず、突然卒業になり途方にくれた…というフォロワーさんの声を何度が聞いたことがあります。
何歳まで通える施設なのか、この部分もしっかり確認しておきましょう。
現役の特別支援学校の先生や、専門職の先生からはこんな声も!
現役の特別支援学校の先生から、このようなDMをいただきました!
児童発達支援に通っているうちはわかりませんが、現場ではこのように感じる先生もいらっしゃるそうです。
これは療育を選ぶ際にかなり参考になりますよね…!
とても貴重なご意見…本当にありがとうございます!
忘れちゃいけない!そもそも療育施設を「選べない」こともある
療育の選び方について解説してきましたが、そもそも「選べない」という場合も多くあります。
- 自治体の療育センターしかなく、そこにしか通えない。
- 自治体運営の療育に通うと、他の療育には行けない決まりがある。
- 入れたい療育施設があったのに、通園まで1年待ち。
- そもそも療育って選べるものなの?
私のInstagramのフォロワーさんからもこのような声が多くあがっていました。
これはお住まいの地域や自治体によって全く違うので、自分の地域がどうなのかは、市区町村役場に問い合わせて確認するのが手っ取り早いです。
療育の選び方!実際に療育に通わせている先輩ママ100名の声!まとめ
療育の選び方について、私のInstagramのフォロワーさんの声を紹介しました。
初めてのことばかりで選ぶ基準もわからないし、悩みはつきませんよね。
先輩ママたちの意見が、あなたお役に立てると幸いです!