発達障害がある子を育てている私が、実際に読んだおすすめの本を5つ紹介していきます。
療育や子育てで忙しい毎日ですが、読書で得られる情報もたくさんありますよ!
今回は、「発達障害ってなに?」「将来どうしたらいい?」「発達障害は治る?」そんな疑問を解決できる本を集めてみました。
さっそく、1つずつ紹介していきますね。
もくじ
子どもが発達障害といわれたら 幼児期から大人になるまでのQ&A70
1冊目は「子どもが発達障害といわれたら 幼児期から大人になるまでのQ&A70」です。
この本は、私が初めて発達障害について読んだ本です。
息子の障害を疑い出した頃に読みました。
内容はなかなかのボリューム!
タイトル通り、70個のQ&A形式になっていて、普段本を読まない方でもとても読みやすいです。
幼児期の障害の診断や、就学、就職、子供~大人になるまでどのような困りごとや支援があり、どのようにやっていけばいいのかがわかりやすく書いてあります。
私のおすすめポイント!
子どもの今後が心配!という方に特におすすめ!
幼児期~青年期までの困りごと対応法などが具体的に書いてあります。
(生活面、様々のトラブル、性教育、進学、就職、恋愛、結婚、引きこもり、犯罪など…)
自閉症の僕が飛び跳ねる理由
次は「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」
著者の先生は、自身が自閉症を抱えている方です。
実際に子育てをしていて、うまく話せない息子との生活は「???」がたくさんあります。
そんな中、この本を読むと「息子もこう感じているのかもしれない」と当事者の方の思いを知るきっかけになりました。
もちろん、著者の先生と私も息子が全く同じことを考えたり思っているわけではありません。
しかし、彼らが感じている世界を私たちは知ることが出来ないので、とても参考になりました。
私のおすすめポイント!
こちらも質問形式で書かれています!
「◯◯をするのはどうして?」に対して、著者が回答する、というわかりやすい内容です。
個人的には、こんなことを感じているのか…と衝撃と複雑な思いもありました。
もっと子供と向き合っていこう!そう思える1冊です。
発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち
3冊目は、「発達障害 生きづらさを抱える少数はの【種族】たち」
有名な精神科の先生の本で、発達障害全般について詳しく書いてあります。
特に勉強になったのが、特性の「重複」について!
自分の子供だけでなはく、自分自身、家族、友人が紹介かも?そう思った時におすすめできる本です。
私のおすすめポイント!
実例を交えながら、特性について詳しく書かれています。
実例は、小学生~大人の方がメイン!
発達障害の特性について詳しく書いてあるので、そもそも発達障害って?という方にも読んで欲しい1冊です。
発達障害の改善と予防 家庭ですべきこと、してはいけないこと
4冊目は、「発達障害の改善と予防 家庭ですべきこと、してはいけないこと」
Instagramのフォロワーさんのオススメで購入した本ですが、非常に衝撃的な内容でした。
今までの「発達障害」の考え方を覆されます。
著者の先生は、「脳科学」の専門家なので、小児科医、療育の先生たちとは全く違う視点で発達障害を見ています。
個人的には「もっと早く出会いたかった本」のひとつです。
私のおすすめポイント!
子育て中のママだけではなく、妊娠を希望する女性、妊娠中のママ、療育の先生や、特別支援教育に関わる方読んで欲しい内容です。
8歳までのお子さんに対しての内容で、タイトル通り「発達障害の予防と改善」について科学的に説明してくれています。
衝撃的な内容ではありますが、ママさんに寄り添うような言葉で書かれていますよ。
障害のあるの子の「親なきあと」
最後は「障害のある子の【親なきあと】」
この本の著者の先生は、ご自身のお子さんに障害があり、たくさんの本を出版されています。
「親なきあと」相談室の主宰をされていて、福祉サービスやお金についてに詳しい先生なんですよ!
具体的な将来の不安が、わかりやすく明確化されていて、不安の解消に繋がります。
私のおすすめポイント!
親がいるあいだにやっておく準備
親なきあとのお金、生活面、サポートは誰に託せばいいのか…
漠然とした不安を解決する糸口が見つかります!
発達障害児ママが読んだ!おすすめ本まとめ
発達障害について理解が深まる、おすすめ本を5冊紹介しました。
- 子どもが発達障害といわれたら 幼児期から大人になるまでのQ&A70
- 自閉症の僕が飛び跳ねる理由
- 発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち
- 発達障害の改善と予防 家庭ですべきこと、してはいけないこと
- 障害のあるの子の「親なきあと」
毎日の育児で忙しく、本を読む時間もあまりありませんが、少しずつ読んで勉強をしているところです。
子供の明るい未来のために、出来ることは全てやってあげたい!これを読んでいるあなたも、そう思っているかと思います。
読書は選択肢のひとつに過ぎませんが、いい気づきを与えてくれる本をこれからも紹介していきますね。